結婚、中年期を生き抜く助けに

【大紀元日本2月14日】忙しい毎日を送る独身中年は不摂生な生活に陥りがちだ。最近の研究で、中年期に結婚していないと早死にするリスクが高まることが分かり、米デューク大学医療センターの研究者がオンラインで「Annals of Behavioral Medicine」誌に発表した。

アイリーン・シーグラー(Ilene Siegler)博士らは、1940年代生まれの約4800人のデータから、中年期の婚姻状況、結婚前の性格、社会的地位や経済状況、不健康な生活習慣などを分析。どのような人が、なぜ高齢者になる前に亡くなるのかを考察した。

その結果、未婚者は、安定した結婚生活を送っている人に比べ、2倍以上も早死にするリスクがあることが判明。配偶者を失った人も同様で、高齢期まで存命する可能性が低下している。人格、行動など他の要素を採りいれて考察しても、婚姻状況は生存に多大な影響を与える要素であることが示された。

結婚を通して、社会的なつながりや精神面の支えが得られる。このことが中年期を生き抜く上で重要な役割を果たしているようだと研究者は結論付けている。

(翻訳編集・緒川)
関連記事
多くの研究が示唆しているように、ナッツは心血管疾患およびそれによる早期死亡のリスクを低減する効果があります。ナッツを食べることの利点はどれくらいあるのでしょうか?なぜそんなに良いのでしょうか?注意すべき点は何でしょうか?
ワクチン接種の普及とともに、さまざまな副作用が報告されています。最新の研究は、特定のCOVID-19(新型コロナウイルス)ワクチンが視神経脊髄炎を引き起こす可能性があることを再確認しました。この病気は失明、麻痺、さらには死亡につながる可能性があります。
認知障害患者の数は年々増加し、毎年の新規症例は約1,000万件に達し、特に65歳以上の人々でより一般的です。研究によると、日常的に摂取する3種類の飲料が脳の健康に悪影響を及ぼしており、これらの糖分を含む飲料を避けることが重要です。中医師は健康に有益な自然な茶飲料を自家製することを推奨しています。
ブレインフォグはCOVID-19の一般的な後遺症であり、最新の研究では、血液脳関門の損傷がその原因の一つであることがわかりました。 血液脳関門(Blood-Brain Barrier、BBB)は、脳血管内皮細胞と周囲の細胞から構成され、血液と脳の間の分子の出入りを調節し、中枢神経系を血液中の外部物質、ホルモン、神経伝達物質から守ります。血液脳関門が損傷されると、有害物質が脳に入り込み、中枢神経系の疾患を引き起こすことがよくあります。
甘くて心地よい糖分に慣れていると、糖を断つのは耐えられないでしょうか?糖を断った後の利点を考えると、それが絶対に価値があると思うでしょう。 「あなたの体は糖(加糖)を必要としていません」と、2型糖尿病の逆転に長期間注目している腎臓病専門の馮子新氏は大紀元のインタビューで述べ、糖を断った後、あなたの体には予想外の変化が起こると言っています。