寝台バス転落 14人死亡 施工品質を問う声も=湖北省の長江大橋

【大紀元日本3月13日】湖北省荊州市で12日午後7時半ごろ、22人が乗った寝台バスが荊州長江大橋から転落し、14人が死亡、8人が負傷、うち6人は重傷だという。中国新聞網など国内メディアが報じた。

事故が起きたのは、同橋南端の料金所から200メートルの所。地元交通警察の初動調査によると、バスの運転手が隣を走るバイクを避ける際に誤って橋の欄干を突き破って、約20メートル下の地面に落下した。

一方、中国中央テレビCCTVの公式微博(中国版ツイッター)に事故後、橋の施工品質を疑問視する書き込みが投稿されている。柱の亀裂を補修した跡が写されている写真も同時に投稿され、「4年半の工期と14億元(約215億円)もの投資をした大橋には安全と信頼が必要だ」と投稿者は訴えた。

バスの転落事故で発覚した大量の補修跡(ネット写真)

同橋は2002年10月に開通した斜張橋。事故に遭った乗客は20代から40代の出稼ぎ労働者が多かったという。

(翻訳編集・張凛音)
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