犬を蹴った出稼ぎ労働者、暴行され死亡=広東省

【大紀元日本3月18日】香港紙・明報の報道によると、6日、広東省中山市内の洗車スタンドで、客の犬を蹴ったとして店員が暴行され、死亡した事故があった。

高級車で来店した男性の車から突然、犬が飛び出してきたため、店員は驚いて犬を蹴った。飼い主の男性はこれに激怒し、携帯電話で知人の男4人を呼び寄せ、店員に殴る蹴るなどの暴行を加えた。店員は間もなく死亡したという。

死亡したのは、出稼ぎ労働者の曾建彪さん。2人の子どもを養育するため、長年故郷を離れ同市内で働いていた。

この事件はインターネットで、すぐさま議論が起こり、警察に厳重な捜査を求める一方、「今の社会では犬は人間よりも大事」と嘆く人も少なくない。

(翻訳編集・竜崎)

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