【神韻ブログ】台北での150分

残り時間あと128分 台湾の地下鉄は清潔だと感じた。(神韻公式ページより)

【大紀元日本4月16日】台北での9回公演が終わった。最後は午後の公演だったため、舞台が終了した後、自由時間があった。さて何をする?

台北はニューヨーク同様、眠りにつくことのない都市だ。そしてアジアの風味を備える。貴重な2時間半。どこに行こうか?

台北ではやることがたくさんある。賑やかな西門隣、台北101(つい最近まで、世界で一番高い建物として知られていた)。淡水湾…。公館、そごう、さらに駅には巨大なショッピングモールがあり、あらゆるとことでショッピングを楽しめる。

150分間、何をしようか?台湾で最も人気のある夜の市に繰り出すことにした。

西門町がホテルに一番近かったので、そこからスタート。すでに暗くなっており、人通りはあまり多くなかったが、西門町に近づくにつれ、人混みがピーク時のように賑わって来た。地元の若者が、買い物をしたり、食べたり、友達と会ったり、楽しいひとときを過ごしていた。皆、似通った濃い色の縁の眼鏡で、眉の上でまっすぐに切られたヘアスタイルをしていた。

周囲の台湾の女の子たちはレギングズ、スカート、カラフルなコンバース・シューズ、派手なトップを着こなしている。ふと、自分の姿を気になった。黒のスニーカーを履き、簡素なTシャツを着ている自分たち。なんだか違和感がある。

台湾の夜の市での一品。みんな行きたいでしょ?(神韻公式ページより)

「こんなにたくさん目の悪い人がいるんだ」と最初は思ったが、すぐに眼鏡の縁だけを売っている店が目についた。レンズは入っていない。なるほど、これってファッションなんだ。

面白そうなブティックに入りながら通りをぶらついた。西門町は実に幅広い衣類、靴、アクセサリーを取り揃えている。4階建てのユニクロから大胆なスタイルの地元の店まで様々で、何時間でもいられる感じだった。

しかし、もっと関心のある場所に行くために、ここには長くとどまれない。次の場所は、石林の夜の市、食の天国だ。

賑わう石林の夜市

著名な石林の夜の市は西門町から車でわずか15分。渋滞が危惧されるので、タクシーを利用する代わりにメトロで到着。西門駅のホールに降り立って最初に思いついた言葉は「秩序」。台北の人口密度を考えると、地下鉄の清潔さは嬉しい発見だった。中国語と英語で表示され、使いやすい。迅速に安くあちこちを廻れる。西門 から石林までは米ドルにして僅か68ペンスだった。

時間を節約するために駅からは早足で歩く。自由時間は残り80分だ。

石林に着いた時はお腹がぺこぺこ。無駄な時間は費やさなかった。石林は食のプラザを地下に構え、台湾のあらゆる軽食を販売している。揚げダコからドリアンのスムージーまで、実に様々だ。小豆入り菓子、かき氷、 青ネギ入りのお好み焼きといった定番もある。そして泡のたったミルクティーも。

満腹でお土産袋を抱え、石林の食のプラザを出るダンサーのミッシェル・ウと私(神韻公式ページより)

今日は新しいものに挑戦したかった。そして新たなお気に入りをみつけることができて、嬉しくなった。コフィン・ブレッド(棺桶パン)と呼ばれ、テキサスの厚焼きトーストを揚げて、穴をあけ、そこに特別のチャウダーと鶏肉かパイナップルか好みの具を入れたものだ。そして棺桶の蓋に釘が打たれる。密封されるといったほうがいいかもしれない。台湾に行ったら是非試して欲しい。超おいしかった!

帰りも行きと同じだったが、次の2点が違った。その1、地下鉄で食べることは禁じられていることに気づいた。その2、走った。 選んだり、買ったり、食べたりに、かなりの時間を費やしてしまい、予定の時間を大幅にオーバー。ホテルに時間通りに戻れるとは思えなかった。走り続けても間に合うとは思えなかった。

ダンサーでよかった。跳んだり跳ねたりして、ホテルに到着したのは、9時58分。2分余裕があった。

何らかの記録を破ったに違いない。地下鉄駅でカロリーをほぼ使い切ってしまったような気がする。

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