湖北省のホテルで火事、61人死傷 消防初動ミスか

【大紀元日本4月15日】湖北省襄陽市で14日6時頃、市内のホテルで火災が発生し、14人が死亡、47人が負傷したという。消防車が梯子を携帯せず現場に到着するなど、初動ミスが被害の拡大につながった疑いが浮上した。中国各メディアが報じた。

火はホテルの2階にあるネットカフェから出たとみられ、当時25人が店内にいたという。5階建てのホテルには67人が宿泊していた。

火は8時頃に消し止められたが、5歳の女の子を含む14人の死亡が確認された。出火原因について、当局は現在調査中としている。

目撃者によると、出火後、消防に10数回電話したが、応対する人がいなかった。消防署は現場から5分しか離れていないところにあるが、消防車が到着したのは火災発生30分後だという。しかも、梯子を携帯せず、消火栓にホースを繋げても水が出ないなどのハプニングが続出した。

周辺住民が自発的に救助活動を開始し、10数人を救出し、「消防車がもっと早く到着していれば、もっと多くの人が助かったかもしれない」と悔やんだ表情を見せていた。

(翻訳編集・高遠)
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