巨大アヒル、香港の海上でしぼむ 「鳥インフル?」との声も

【大紀元日本5月16日】香港のビクトリア湾に2日から住み着いていた巨大アヒルのオブジェ「ラバーダック」が15日、海上でしぼんでいるのが見つかった。「定期点検のため」と展示側は話しているが、ネットには「残念だ」というコメントと同時に、「鳥インフルエンザにかかったの?」などのジョークも書き込まれている。

ラバーダックは高さ16.5メートル。お風呂に浮かべて遊ぶアヒルのおもちゃをそのまま巨大化したもの。オランダ人アーティストのフロレンタイン・ホフマンさんが2007年に制作し、大阪やシドニー、サンパウロなど世界中を旅してきた。2日に香港デビューし、来月9日まで展示される予定だった。

愛くるしいアヒルは香港で人気の的となった。デビューからわずか1週間で、すでに100万人の観光客を楽しませた。空気が抜けたアヒルの写真は14日深夜にミニブログ(微博)に投稿され、瞬く間に拡散した。「鳥インフルエンザにかかったの?」「上海の黄浦江に浮かぶ本物のブタちゃんにショックを受けたからかも」「過労だ」とジョークに花が咲いていた。

空気が抜けたラバーダック(ネット写真)

ラバーダックの香港での世話人の海港城は、微博に「特別通知」として「アヒルちゃんはしばらく休みをとります」と発表。空気が抜けたのは、破損したためではなく、「定期点検」をするためだという。

制作者のホフマンさんは展示が始まった当初、ビクトリア湾は波が高いため、アヒルにとっては「これまでで最大の挑戦」になると話していた。

(翻訳編集・張凛音)
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