アシアナ航空事故、「中国人で幸い」韓国番組司会者が発言

【大紀元日本7月8日】7日未明に韓国・アシアナ航空ソウル発の214便ボーイング777型機が米サンフランシスコ空港で着陸失敗し、炎上した事故で、死亡した2人はいずれも、中国人であることが分かった。韓国のニュース番組で司会者は「死んだのは中国人で幸いだった」と発言し、批判が殺到した。

乗客291人のうち、約半数に当たる141人が中国人。発表によると死亡したのは、後方の座席に座っていた16歳と17歳の女子高生だという。いずれもサマーキャンプに参加するため、同便に搭乗していた。

2人とも、機外に投げ出された。しかし、現地の消防当局によると1人の遺体には車に轢かれた痕が残っているという。救助に駆けつけた救急車に轢かれた可能性が出ているため、すでに検死に着手し、死因の特定を急いでいる。

もう1人について、救助に当たった医師の話によると、事故発生当時、シートベルトを着用していなかったことが分かった。

韓国でもこの事故は大きく報じられている。しかし、東亜日報系のテレビ局「チャンネルA」のキャスターは事故を放送する際、「亡くなったのは中国人。私たちの立場から見ると、なんと幸いなことでしょう」と発言し、同国内で「まったく人間性がない」、「若い命を失ったのに、どうしてそんなことを言えるのか」などと批判の嵐にさらされた。

(翻訳編集・高遠)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明