北京で暴力事件が相次ぐ 死者も続出 「不当扱いの数だけ地雷の数がある」

【大紀元日本7月24日】北京では最近、無差別な暴力事件が相次いでいる。22日、同市西城区にあるスーパーマーケット・カルフール馬連道店で、刃物を持った男が来店客を次々と刺し、1人が死亡、少なくとも3人が負傷した。同市では20日、かつて治安当局者に暴行を受け障害を負った男が、自家製の爆発物に引火させる事件が起きたばかりだ。

22日の刃物殺傷事件について、北京市公安当局は、容疑者(50)は精神病歴があり、今年1月に退院したばかりだと発表している。国内メディアによると、男はこの日、北京郊外にある自宅から市中心部のカルフール馬連道店に直行し、店で刃渡り20センチのフルーツナイフを購入した。直後に、来店客を次々と襲ったという。

北京市で17日にも同様な事件が起きている。市中心部の朝陽区の道路で、刃物を持った男が米国人女性を含む2人を襲い、2人とも死亡した。この事件でも、容疑者は精神病歴があると警察当局は発表している。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。