薄煕来を正式起訴 専門家「肝心な犯罪事実を隠している」
【大紀元日本7月29日】中国の検察当局は25日、重慶市元トップの薄煕来を正式起訴した。薄被告は収賄、横領、職権乱用の罪に問われているが、専門家らは「最も重大な犯罪事実を伏せている」とし、同被告への処分をめぐって政権内部で駆け引きが行われていると指摘した。
検察当局は薄被告について、「収賄や横領した金額は非常に巨額で、職権乱用により国家と人民に重大な損失を与え、罪状は特に深刻だ」と指摘した。初公判はまもなく山東省済南市中級人民法院(地裁)で開かれる見通し。
大紀元時報が入手した情報によれば、メディアを統括する中央宣伝部は国内各メディアに対し、今回の起訴の報道自粛を命じたという。
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