中国人実業家、英クリスタル・パレスの再建に名乗り

【大紀元日本7月30日】ロンドンで開かれた第1回万国博覧会の会場として知られる水晶宮(クリスタル・パレス)の再建に中国人実業家が名乗りを上げた。英BBCが報じた。

報道は中国メディアの記事を引用し、不動産開発を手がける中融集団の倪召興総裁(52)が意欲を示していると伝えた。

ロンドン当局は「水晶宮の持続可能な発展を実現させる再建」を望んでいるという。また、すでに開発業者からの問い合わせがあったことも明かしている。

1851年に建てられた水晶宮は鉄骨とガラスで作られた巨大な建物であり、プレハブ建築物の先駆ともいわれる。万博終了後は一度解体されたものの、1854年、ロンドン南郊シドナムに再建され、1936年11月30日に火事で全焼してしまった。

倪総裁は「中国のバフェット」との異名を持ち、推定資産は12.5億ドル。

(翻訳編集・高遠)
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