レノボ製PC、情報窃取工作の疑い 米英5カ国情報機関は使用禁止
【大紀元日本8月1日】世界最大のパソコン企業である中国レノボ(Lenovo)社の製品に、ユーザーの情報にアクセスできる工作が施されているとして、オーストラリアや米国、英国、カナダ、ニュージーランドの5カ国の情報機関に使用禁止されていたことが分かった。オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー(AFR)紙が31日に報じた。
同報道は、英・豪複数の情報機関と国防機関からの情報として、レノボ製のパソコンを、これらの国の「機密ネットワーク」に使うことを禁じる通達が存在すると伝えた。禁止令は2000年代の半ばに出されたという。
この通達は、英国情報機関の研究室が主導した調査研究に基づいている。研究者らは、レノボ製パソコンのチップにバックドア(裏口)が最初から仕込まれており、外部からの操作でパソコン内のデータにアクセスできるようになっていることを発見したという。
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