法輪功学習者の弁護士、法廷で暴行に遭う=大連市

【大紀元日本8月8日】遼寧省大連市で2日、法輪功学習者の弁護士が法廷で弁護の最中、法廷警備員に暴行を受けた。事件は欧米メディア各社に報道され、注目を集めている。

2日、大連市西岡区の裁判所で、独立系中国語衛星テレビ放送「新唐人テレビ」のアンテナ取り付け作業を行ったとして、罪に問われた13人の法輪功学習者のために、8人の弁護士が出廷し弁護を行った。その間、法廷警備員が何人かの弁護士を法廷から連れ出そうとし、暴行を加えたという。

この事件は英BBC放送やドイツ国際放送ドイチェ・ヴェレ、フランスのRFIラジオ、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジアなどの欧米メディアに一斉に報道された。

弁護士の一人、唐吉田氏はRFIの取材で、今回の案件は、法輪功学習者を取り扱う案件の「一つの縮図」だと指摘。「10数年間、この団体に対していかなる法律も適用されておらず、酷刑や強制連行などがありふれていた」。唐弁護士はこのように話し、法輪功団体に注目するよう国際社会に訴えた。「彼らが受けた人権侵害及び苦難は、中国大陸の一部の(当局)幹部とその部下が全人類に犯した罪である。このような犯罪を無視すれば、その被害は拡大するだろう」と唐氏は懸念した。

(翻訳編集・楊 雪)
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