扉を塞ぎ30分発車遅らせる 仲間を待つため=武漢市

【大紀元日本8月21日】中国でこのほど、駅に到着していない仲間を同じ列車に乗車させるため、男性2人が30分以上、扉を閉めさせず、列車の発車を遅らせたという珍事が発生した。国内メディア・長江日報が報じた。

珍事が起きたのは湖南省武漢市の漢口駅。19日、午前11時21分に同駅を出発し、武漢駅に向う予定の長距離列車D3258は、定刻になっても一向に発車しなかった。4号車に乗っていた40代の男性2人がその扉を力ずくで閉まらにようにしたからだ。乗客たちの非難に対して、2人は強硬な態度で応戦し、現場周辺は混乱した。

駅員の説得にも応じないため、鉄道警察が出動し、2人は妨害行為をとりやめ、車内に戻った。列車は約30分余り遅れて同駅を発った。

漢口駅の関係者が長江日報に寄せた情報では、一行は5人で、間に合わなかった仲間の一人を乗車させるため、そのうちの2人が妨害行為に走ったという。

 (翻訳編集・叶子)
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