山西省、6歳男児両目をくりぬかれ失明

【大紀元日本8月29日】山西省臨汾市で24日の夕方、自宅近くで遊んでいた6歳の男児が、何者かに連れ去られ、両目をくりぬかれる事件が発生した。国内メディア各社が報じた。

家族の話によると、24日午後6時頃、家の外で遊んでいた男児を隣人が見かけたが、8時頃夕食のため呼びに行った時には、もう男児の姿はなかった。午後11時過ぎ、自宅から30分ぐらい離れた野原で顔が血だらけで倒れている男児が発見された。

両目がくりぬかれた男児はその後すぐ手術を受けたが、永久失明がほぼ確実だという。

男児の話によると、道を歩いていたら、「地元ではない訛り」で話す女に声かけられ、抱き上げられて連れて行かれた。女は木の枝で男児の目をくりぬいたという。

一部の報道は、現場近くで見つかった男児の眼球角膜が取り除かれていたと伝え、臓器売買業者の関与が疑われていたが、地元警察は「事実ではない」と否定している。

男児はまだ、眼球がなくなったことを知らず、しきりに「どうしてずっと夜なのか」と聞いているという。

あまりに悲惨な事件にネットユーザーらは、「悲しい!何とかその子を救ってください」「今の中国では、医者の嬰児売買から毒食品まで、最低限に守るべき道徳のラインはもうないのか」と悲痛の声を上げている。

(翻訳編集・単馨)

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