河南省に古代貨幣 村民が「自主」発掘 1キロ6千円也

【大紀元日本9月13日】河南省の村に大量の古代貨幣が発見され、村の人々が総出で掘り起こしに集まっている。地元紙・大河報が11日、この「コインラッシュ」を報じた。

同省の中南部にある西平県のある村で、今年8月から南水北調(南方の水を北方に送る)の水路工事が始まった。村の子どもたちは掘り出された土の中から古代の貨幣を見つけ、うわさは間もなく広がった。隣接する村の人を含め、毎日100人あまりが相次ぎかけつけ、貨幣の発掘作業に没頭。掘り出された土は溝の横に積まれ、いつ崩壊してもおかしくない危険な状態だ。

村の人によると、発掘された古代貨幣は1キロで380元(約6200円)という価格で買い取られる。1日5キロ以上「収穫」できる日もあるという。

これらの貨幣には「熙寧重寳」、「天禧通寳」などの文字が刻まれ、宋の時代の貨幣だと推測される。「もう1カ月以上経つのに、文化財保護の関係者は現れないね。古代の貨幣が流失するよりも、土が崩壊してしまうことが心配だ」と村民は言う。

(翻訳編集・楊 雪)
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