チベットの光 (67) 世の中で最も幸福な人とは
【大紀元日本9月27日】ミラレパは簡単に、これまで自分がやってきた修行について彼に話した。彼は聴き終わった後に嘆いた。「君のような修行方法は、実際稀に見るものだし、難しいことだよ。どうだい、俺たちと一緒に飯でも食わないかい」
山の反対側にいた数人の猟師もやってきて、一緒に食事を終えた後、その中の一人がミラレパの話を聴いて大声で話し始めた。
「いやぁ、旦那!あんたのような苦行をしたって、その力を世間の事に使ってもらったら、きっと獅子のような駿馬に乗って、家内に家畜と召使が多くいる、王侯貴族のような生活が送れるに違いないよ。そうでもなかったら、少なくとも、何か商売でもして自活することさ、そうすりゃもっとましな生活を送れる。それでもまだ駄目なら、誰かの使用人にでもなることだ。少なくとも衣食もまだましになる。無論どうあって、どんなに運が悪くとも、今のあんたよりましだ。以前のあんたはどうしたらいいのか分からなかったのだろうが、今俺がはっきりと教えてやる。俺の話を参考にすれば、絶対に間違いはないから」
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