猛威を振るうスズメバチ 200人以上刺され21人死亡=陝西省

【大紀元日本9月28日】陝西省安康市ではここ3カ月、スズメバチが人間を攻撃するケースが多発。200人以上が刺される被害に遭い、そのうち21人が死亡したという。

香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(中国語版)によると、被害は現地の農村や辺鄙な地域に集中している。 

55歳の女性は田んぼ付近の山でスズメバチに狙われた。長袖の上着とズボンを着用した彼女だったが、体中に200カ所以上刺され、病院で治療を受け、一命を取り留めたが、1カ月経ったいまでも尿失禁が続いているという。

もう一人の被害者・陳昌林さんはいまだ病院で治療を受けている。21日午後、水田で収穫作業をしていた彼は、近くに母子がスズメバチに襲われているのを目撃し、助けに駆けつけた。結局自身もスズメバチの攻撃を受けて病院に運ばれ、急性腎臓衰弱と診断された。自力で排尿できなくなった彼はいま、透析に頼る日々が続いている。母子はその後亡くなった。

一連のケースで人を襲ったスズメバチの中には、世界最大の種であるオオスズメバチが含まれている可能性もある。

専門家の説明では、スズメバチの毒は赤血球を破壊し、肝臓や腎臓に強いダメージをもたらすため、早急に治療を受けるのが鉄則とされる。

(翻訳編集・叶子)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明