2歳児の腹に1キロの「胎児」 結合双生児=四川省

【大紀元日本10月4日】四川省で最近、2歳児の体内にいた発達不全の「胎児」を摘出する手術が行われた。男児は腹部を圧迫する「双子の兄弟」の影響で生命の危険に晒されていた。現地メディア「東森新聞」などが伝えた。

摘出された胎児は身長約25センチ、重さ1キロで、男児の腹部の3分の2を占有していた。この胎児には完全な背骨、手足の指、頭皮などが確認されたという。術後、男児の体調は回復に向かっていると国内メディアは報じている。

2歳児は先月23日、腹部の腫れが原因で呼吸困難に陥り、病院へ緊急搬送された。レントゲン撮影の結果、医師はこの男児が結合双生児で、腫れは発達不全の「双子の兄弟」と診断した。

同様の事例は2007年にも四川省で起きている。結合双生児は遺伝子の発現異常などが原因で、およそ5万~20万の出生あたり1組程度の割合で起きる。

(翻訳編集・佐渡 道世)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明