当局、自国観光客にマナー指南書 共産党の「教育の悪さが原因」と非難も

1日からの大型連休をまえに、中国国家観光局は、「マナーの良い観光客」の行動ガイドラインとして、64ページにおよぶ「文明旅行行為指南」を発表し、イラスト付きの説明を加えた。しかし、その効果は疑問視されている。

 この指南書は「旅の常識」として30項目を盛り込んでおり「ゴミをポイ捨てしない、痰を吐き散らかさない、随所でトイレをしない、公衆便所をきれいに使用」のほか、失礼な行動として「人前で鼻や歯をほじくる」「人に向けてくしゃみをする」などと挙げ「飛行機内の毛布、救命胴衣、使い捨てではない食器を持ち帰らない」などの一般常識を並べた。

 発表直後の連休では、中国国内メディアは「マナーの良くない」観光客の様子を相次ぎ伝えた。

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