マンションの窓も偽物 実は手描きだった=青島市

【大紀元日本10月25日】青島市にある新築高層マンションの窓は「手描きされたニセモノ」で話題となっている。「手抜き工事」の疑いもあったが、市当局は「装飾のため」で問題ないとしながらも、開発業者に是正を命じた。

問題のマンションの外壁に1階から最上階まで周りの建物と同じ仕様の「窓」がずらりと並んでいる。しかし、枠が若干曲がっているところもある。よく見ると、どれも本当の窓ではなく、描かれたニセモノだった。ネット利用者からは手抜き工事を疑うコメントが投稿され、さらに「ここの窓は必要があるのか。必要があれば、なぜ作らないのか?必要がなければ、なぜ手描きするのか」と不可解な窓の存在にコメントを寄せた。

市民の疑問に市当局は「見た目のため」と説明し、「マンションの東側と西側の外壁に窓があったが、北側はエレベーター昇降路になっているため、設計上では窓がなかった。立体感を出すために窓を後から手描きした」とのことだった。また、当局は安全性に問題がないとしているが、市民の疑問を受け「蛇足」であることを認め、業者に是正するよう命じた。 

(翻訳編集・楊 雪)

本物の窓からは陽が入らない(ネット写真)

手書きの窓(ネット写真)

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