中国人住み込みベビーシッター、年収1000万=米国富裕層向け

【大紀元日本10月28日】中国語を覚えさせたい米国の富裕層家族にとって、中国人の住み込みベビーシッターの人気が高くなっている。年収1000万円を可能にし、さらに労働条件が良いため、在米の中国人女性にとってベビーシッターは最高の職業になっているという。英デイリー・メールが伝えた。

大手家事代理業者パビリオン・エージェンシーのクリフォード・グリーンハウス社長は中国日報に対してこう答えた。「私は資格ある中国人女性を求めている」「一人の中国人女性に対して、私達は(資産)トップ10の家族を紹介する」。

良い給与を得て、高級な住宅に住み、健康的な生活が約束される。米国ニューヨーク居住者を顧客にする同社のデータによると、ベビーシッターたちの平均時給は15ドル(約1460円)、最高で年収27万ドル(約2627万円)の女性もいるという。

同社によると、米国ニューヨークでは2カ国、あるいは3カ国話すベビーシッターは人気で、特に中国の標準語を話せる女性は、早く簡単に年収4.6万ドル(約450万円)を稼ぐことが可能だという。

ベビーシッターは仕事中、派手ではない動きやすい服装でなければならず、目立った化粧をしてはいけないなどの制限はある。しかし、代わりに得られるものは多い。全米有数の高級住宅街として世界的に知られているカリフォルニア州のビバリーヒルズでは、現地の家事代理業者によると、ベビーシッターは住宅を提供され、中古のブランド品や衣類などを受け取ることもできるという。

(翻訳編集・佐渡 道世)
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