<中国人の本音>三中全会コミュニケに物申す 「庶民の望みなんて単純」

【大紀元日本11月13日】中国共産党は「三中全会」が終了した12日、全会コミュニケを発表した。「公平」「創新」が11回、「民主」「開放」が13回、「市場」が22回、「人民」が23回、「深化」が34回、「制度」が44回、「改革」が59回盛り込まれたこのコミュニケに、中国のネットユーザーは掲示板や微博にコメントを書き込んだ。

司令羊:コミュニケ全編に見られるのは深化や強化、改善や堅持、推進などの常套句。具体案がない。庶民にとって大して意味を成さない。

Shiftwhere:これからの10年に対し、期待がなくなったな。政治体制はほとんど変わることはないだろう。司法独立も遠い未来のこと。腐敗摘発も典型事例にとどまるだろう。

一秒鐘一万個念頭:数人の裁判官に、今後、裁判権と検察権は地方政府から独立すると言ったら、みんな信じてくれなかった。自分たちが退職する20年後まで待たないと実現できないとみんなは言う。

偽行僧已被注冊:2対2だね。公有制を強調し、国家安全委員会を設置したのは、左派に2ポイント。司法独立を強調し、全面深化改革指導小組を設置したのは、右派に2ポイント。

岩不言:政治民主化は中国がいずれ直面する問題だ。民主化のない司法独立は、労して功なしだ。

鼠標デン底:評価、監督、制約権は誰が握るかが肝心。法律があっても執行しない、違法があっても追求できない。こういうことを庶民は見ているが、どうにもならない。

仮若明天来臨:庶民の望みなんて単純。毎日ハエを叩いてもらい、毎週トラを退治してもらう。陳情には窓口があり、許可をもらうには犬のように媚びなくていい。収入が徐々に増え、病気になったら病院に行けるぐらいだ。

(翻訳編集・張凛音)
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