書籍『国家による臓器狩り』出版 暴露される国家犯罪の実態

【大紀元日本11月16日】中国で今も続く「臓器狩り」。その悪魔の所業の実態について告発した書籍『中国の移植犯罪 国家による臓器狩り』が10月25日、自由社から出版された。

同書は、2012年にカナダで出版された『STATE ORGANS』をもとに日本語訳したもの。カナダの国際人権弁護士デービッド・マタス氏をはじめとする医師や専門家ら12人が綿密な調査と分析にもとづいて論述した内容は、中国で行われていた「臓器狩り」が、まさに重大な国家犯罪であるという事実を浮き彫りにしている。

同書の執筆者の一人、デービッド・キルガー氏は、2009年にマタス氏との共同執筆で『血まみれの臓器狩り(BloodyHarvest)』を出版。長年にわたり、中国の「臓器狩り」告発に尽力してきた両氏は、2010年のノーベル平和賞候補にノミネートされている。

(穆梅香)
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