17都市の銀行で住宅ローンを一時停止 不動産バブルへの懸念か=中国紙
【大紀元日本11月26日】最新の調査によると、中国32都市のうち、17都市で銀行が住宅ローンを一時停止したという。多くの銀行は現在の住宅ローンの審査を来年1月に先送りしているという。中国メディア・国際金融紙が24日に報じた。
住宅ローンの一時停止について、専門家は中小銀行で今年上半期に予定を上回る過剰な貸出が行われたため、貸出枠が不足していることが影響していると分析した。また、今年に入ってから再び価格が高騰した不動産市場の先行きに銀行がネガティブな見方を示し、リスク回避のため、貸出のペースを落としたとも指摘された。
人民銀行第三四半期の資料によると、9月末時点の主要金融機関(外資含む)による不動産向け融資残高は前年同期比19%増の14.17兆元に達し、伸び率は他業界向け融資残高の伸び率より4.7%増となる。
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