「一人っ子政策」違反の男性が自殺 度重なる罰金を苦に=河北省

【大紀元日本12月13日】「一人っ子政策」に違反したとして、度重なる多額の罰金を科された河北省在住の男性がこのほど、自殺を図り死亡した。

 有力紙「南方都市報」によると、5人の子どもを持つ同省農村部の男性は2003年に第2子が生まれてから、村の幹部から複数回にわたり、「社会扶養費」という名目の違反金を徴収された。

 3日、共産党委員会トップを含む村幹部5人は、社会扶養費の代わりに男性が栽培した3500㎏のトウモロコシを押収した。これは男性一家の唯一の収入源だ。翌日午前、トウモロコシを取り戻そうと男性はトップの自宅を訪れた後、農薬を飲んで自殺を図り、まもなく死亡が確認された。

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