アジア大富豪李嘉誠氏、上海オフィスビル売却 国内から資産撤退加速

【大紀元日本12月16日】今年8、9月に次々と中国国内にある資産を売却しているアジア大富豪の李嘉誠氏はこのほど、再び上海のオフィスビルを約1163億5000万円で売却すると李氏が率いる会社が発表した。(大紀元)

アジア一大富豪で香港の有力実業家の李嘉誠氏が率いる和記黄埔グループはこのほど、同社と李氏が会長を務める長江実業グループとそれぞれ50%の株式を保有する上海の不動産物件を89億5000万香港ドル(約1163億5000万円)で売却することを発表した。この不動産は上海市浦東区陸家嘴地区に位置するオフィスビルで現在建設中だ。総建築面積が8.8万平方メートルで来年に竣工する予定。

国内報道によると、国有銀行大手の交通銀行が11億5500万米ドル(約1178億円)で購入する。これに対して同行は「ノーコメント」と示している。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。