アストンマーチンが大規模リコール 中国製偽造部品が原因

【大紀元日本2月6日】英高級スポーツカーメーカー・アストンマーチンは5日、全世界で1万7590台のリコールを発表した。2007年以降に生産された16車種が対象。理由はスロットルペダルレバー、及び左ハンドル車の足元スカッフプレート取付位置に不具合が判明したためである。

同社が各国の関係当局に届け出たリコール申請資料には、「スロットルペダルレバーの材質が不適切なため、繰り返し操作することでスロットルペダルレバーが破損して脱落する恐れがある。そのため、スロットルペダルを踏み込めず、加速できなくなる」としている。また、左ハンドル車について、「取付位置のずれにより足元スカッフプレートがスロットルペダルレバーと接触するものがあるため、スロットルペダルレバーがより破損しやすくなる恐れがある」と説明した。

同社にスロットルペダルレバーを供給しているのは中国深圳市のメーカーで、偽造プラスチック素材を使用したとみられている。今回のリコール台数は同時期に製造された車両の75%を占めている。

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