習主席の肉まん効果か 庶民派路線をアピール幹部続出
【大紀元日本2月10日】習近平国家主席が昨年12月、北京市内にある肉まん店の列に並んで、21元(約340円)の昼食をとった。庶民派路線をアピールする習主席を見習ったのか、「予告せず」「悪天候にも関係なく」市民と「苦楽を共にする」幹部が各地で相次いだ。
旧正月明けの7日、寧夏回族自治区の李健華党委書記が雪かきに参加したと報じられた。地元紙は「厳しい寒さにもかかわらず、李書記は市民とともに歩道の積雪を取り除いた」、「市内各所に一所懸命、雪かきをする自治区の幹部の姿があった」「現場は熱気に包まれている」、「自治区の劉慧主席は雪かきをしながら、隣にいる市民と交流した」とその光景を描写した。
北京紙・新京報は、道路掃除は「庶民派」幹部が愛用するアピール方法だと指摘。技術的に難しいことがなく、手を使いながら市民と交流できるなど「一石二鳥」を狙えるのがその理由である。
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