鳥インフル 当局また隠蔽か 市民ら証言

【大紀元日本2月13日】中国での鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者数は、当局が発表している数字を上回るとの情報が大紀元に寄せられている。感染が爆発的に増えた場合に備え、軍隊の対応態勢も整えているという。

中国当局の12日の発表によると、今年に入ってからの感染者は、香港で確認された2人を含め196人で、うち39人が死亡した。一方、民間では実際の感染者数はこれを超えるとの声が根強い。

大紀元に情報を寄せた北京市民の牛さんは、親戚が北京広安門病院に勤めている。この親戚の話によれば、同病院はH7N9ウイルス感染の患者を衛生当局に報告しなかった。「報告しないばかりか、外来担当の医師は怒られ『早くほかの病院に移せ』と指示された。後にH7N9の感染が確認され、救急車で感染症指定病院に移送された」。この患者は北京市が発表した2件の感染例に含まれていないという。

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