「理財商品」デフォルト懸念再燃 救い手現れるか
【大紀元日本2月17日】中国では影の銀行による金融危機が一触即発の状況となっている。1月末にぎりぎりに回避できた影の銀行による債務不履行(デフォルト)が再び起きようとしている。
2月12日付の「上海証券報」によると、影の銀行の一つである吉林信託に、投資家から集められた総規模約9億7240万元(約164億円)の理財商品がデフォルトの恐れがあるという。
報道によると、吉林信託は建設銀行を通じて「投資家への元利支払いの見通しが立っていない」との知らせを出した。投資家によると、すでに期日が来た7億6340万元(約129億円)も元本および収益金が償還されていない。
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