先月更迭の編集長が襲われる 香港有力紙 「中南海戦いの延長線上」
【大紀元日本2月27日】先月更迭された香港の有力紙「明報」の前編集長・劉進図氏が26日午前、何者かに刃物で襲われて重傷を負った。香港メディアが長年、北京との間で報道の自由をめぐって攻防してきたことや、北京政府の権力闘争が事件の背景にあるとみられる。
明報の報道によると、劉氏は同日午前10時頃、香港太康街で、ヘルメットをかぶった男に後ろから6回にわたり刃物で刺された。重傷を負った劉氏はその後、病院に運ばれ緊急手術を受けた。命に別状はないという。男はスクーターで逃走した。
明報の編集長を務めていた劉氏は、先月6日、突然交代したことで話題になった。交代の理由は、明報が香港政府批判をつづけたことや、習近平寄りの報道で江沢民派閥の勢力下にある同紙オーナーや江派の怒りを買ったことなどが指摘された。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。