中国版「赤ちゃんポスト」、一時閉鎖 48日間で262人が殺到=中国広州市

【大紀元日本3月18日】様々な事情で親が育てることのできない新生児を預かる広州市の「赤ちゃんポスト」の一時閉鎖が発表された。1月28日に設置され、今月16日までの48日間に262人が預けられた。施設の受け入れ能力を超えたため、市は運営の中止を決定した。中国南方都市報が伝えた。

全員は何らかの先天性的病気に患っている。脳性まひや先天的心臓病など重い病気の乳児もいるが、現在の生存率は91.22%となっている。

予想を上回る人数で受け入れ能力を超え、20平方メートルの部屋に20人の赤ちゃんが同室し、2人が一つのベッドに置かれている場合もある。同市は安全確保と感染病予防ができないとして一時閉鎖を決め、再開のめどは不明だという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。