妊婦が交通事故死、同時に出産 赤ちゃんは無事=福建省

【大紀元日本3月23日】悲劇の中で奇跡が起きた。福建省厦門で18日、妊婦健診のためオートバイに乗り病院へ向かう妊婦(40代)とその夫(40代)がトラックにひかれ死亡した。報道によると、妊婦は死の直前に事故現場で出産した。赤ちゃんは軽傷を負ったものの命に別状はないという。

中国国内報道によると、オートバイに乗った2人は海滄地区の交差点で、45歳の男性が運転するトラックと激しく衝突。2人は投げ飛ばされてまもなく死亡した。衝突の衝撃で赤ちゃんが妊婦の体外へ排出された。

2人の親戚によると、妊婦たちは健診のため病院へ向かう途中だったという。

赤ちゃんが入院する医師の話では、事故後すぐに赤ちゃんは地元病院へ運ばれ手当を受けた。赤ちゃんは男子で、4.2キロほどと大きめ。顔などにスリ傷はあるものの命に別条はないという。

報道によると、厦門のチャリティー財団がこの「奇跡の赤ちゃん」のために特別な寄付預金口座を設置したという。

(翻訳編集・佐渡 道世)
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