「軍史上最大の汚職」谷俊山中将、死刑になるか
【大紀元日本3月27日】香港紙・明報は27日、汚職容疑で失脚した中国軍総後勤部の谷俊山・元副部長(中将)が死刑になる可能性が大きいと報じた。
谷氏自身は「軍史上最大」と言われる汚職容疑で取り調べを受けているほか、最近になって、強力な後ろ盾となる中央軍事委員会ナンバー2だった徐才厚・前副主席も調査されていることが明らかになった。後ろ盾を失った谷氏は、自身の容疑の悪質性から、裁判にかけられれば死刑判決が出る可能性が大きいと同紙はみている。
谷氏は2012年2月にすでに失脚しているが、その後の約2年間、調査の進展はほとんど報じられていない。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは最近、情報筋の話として、谷案件の停滞は徐氏の抵抗があったからだと報じた。
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