昆明5歳男児、体内に「基準値1万倍」の水銀 注入が疑われる

【大紀元日本4月1日】雲南省昆明市に住む5歳男児の体内から、大量の水銀が検出された。男児は保育園の友達に飲まされたと話しているが、専門家は、水銀が尻に集中していることから、ほかの人為的な原因も考えられるとしている。31日付、南方都市報が報じた。

報道によると、今年の年明け、男児は1週間以上高熱が続き、尻に2つの大きなこぶができた。父親がこぶを押さえると、「2、3粒のキラキラとしたもの」が出てきたという。

驚いた父親が男児を連れて病院で診察を受けたところ、男児の体内に大量の水銀が蓄積していることが判明した。血液からは基準値の200倍以上、尿からは1万倍以上の水銀が検出された。水銀は特に尻と性器に集中しており、「体温計およそ100本分」と看護師は父親に告げている。

体内の水銀について、男児は保育園の友達に飲まされたと話しているが、専門家は「そうであれば、消化器に溜まっているはず」と疑念を示している。男児の父親は、水銀は何者かが注射器で男児の体内に注入したと疑っており、警察に通報した。現在警察は、男児が通う保育園の保育士を中心に調査を進めている。

(翻訳編集・王君宜)

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