拘束されていた4人の人権弁護士釈放 米国務省「深い懸念」=中国黒龍江

【大紀元日本4月7日】中国黒龍江省での弁護士拘束事件で、3日、米国務省は大紀元の記者に「深い懸念」を示し、中国政府に自国民の権利や自由を守るよう促した。

4人の人権弁護士(唐吉田氏、江天勇氏、王成氏、張俊傑氏)は3月20日、不法に拘留された法輪功学習者の釈放を求めるため、同省建三江にある「法制教育基地」に出向き、翌日全員拘束され、拘留処分を言い渡された。4人の弁護士とともに、法輪功学習者の家族も拘束された。4人はそれぞれ3月28日、4月6日に釈放された。釈放後、4人は殴る蹴るなどの暴行を受けたと証言し、中には肋骨が3本折れた人もいるという。

法制教育基地では主に法輪功学習者と陳情者が収容されている。法的な手続きはなく、いわゆる「闇の収容所」である。

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