中国人拉致で身代金11億円要求 マレーシアの武装集団

【大紀元日本4月11日】マレーシアのヒシャムディン国防相は10日、マレーシア東部ボルネオ島のホテルで拉致された上海出身の女性観光客(29)に対し、武装集団が身代金5億フィリピンペソ(約11億円)を要求していることを明らかにした。

クアラルンプール地元紙によると、マレーシア当局は今後、身代金の減額などで武装集団の「仲介人」と交渉する。武装集団はフィリピン南部のイスラム原理主義過激派アブサヤフとみられる。

捜査当局は、武装集団がここ数日間、女性の家族に数回電話をかけていると話しているが、詳細な内容について明らかにしていない。

女性は2日午後、マレーシアサバ州センポルナのリゾートホテルで6人組の武装勢力の襲撃に遭い、フィリピン女性従業員1人と一緒に連れ去られた。現時点で、フィリピン女性への身代金要求はおこなわれていない。

(翻訳編集・林茉莉)

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