中国初公開、「土壌汚染調査報告書」 コメ産地も汚染
【大紀元日本4月21日】中国当局は17日、「全国土壌汚染状況調査公報」を発表した。同調査は国土の3分の2にあたる630万平方キロを対象に実施されたもの。コメ産地も汚染されていることが分かり、深刻化する土壌汚染による健康影響の懸念がいっそう強まっている。中国各メディアが伝えた。
主要汚染物質について、カドミウム、ニッケル、銅、ヒ素、水銀、鉛、 DDTや多環芳香族炭化水素等が検出された。
汚染状況の分布から見れば、南部は北部より問題が深刻だ。特に、中国の主要穀物生産地帯でもある長江デルタ地帯や珠江デルタ地帯、東北部旧工業地帯等の土壌汚染問題が非常に悪化している。
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