中国、2030年には世界最大のキリスト教国家に=英報道

【大紀元日本4月23日】社会主義で無神論を掲げる中国。しかし、必ずしも国民たちの信仰が「共産党」に向いているわけではない。専門家によると、中国は今後15年内にキリスト教信者の総人口が米国、メキシコ、ブラジルを抜き世界最多になると推測されている。英テレグラフが報じた。

このたびの復活祭(イースター)には、浙江省温州の柳市にある新しい大型教会に何千人ものキリスト教徒が祈りを捧げに訪れた。ある女性信者は「中国の誰もがイエスを信じるならば警察は要らない。悪人もいなくなり、犯罪もなくなる」と信仰心を同紙に語った。

1976年に当時の毛沢東主席が死亡し文化大革命が終わると、キリスト教の布教に勢いが付く。その流れは「世界最大のキリスト教国家」に中国を押し上げると分析する専門家も少なくない。

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