子どもを立ち小便させた中国人夫婦 香港住民と乱闘騒ぎ

【大紀元日本4月28日】香港の九龍半島中部にある繁華街、旺角(モンコック)で撮影された映像が中国のインターネットで話題になっている。そこには、中国本土からの若い旅行者夫婦が香港人の通行人に対して罵声や暴力を振るう様子が映っている。この香港人は、夫婦が子供に繁華街の路上で小便をさせている様子を撮影した。これに対して夫婦は「メモリー出せ」と逆ギレしたようだ。

その後、夫は撮影者のカメラとメモリーを奪い、妻は見ている住民に暴力を加えるなど、激しいもみ合いになり、警察沙汰となった。

騒動は中国でも話題となり、中国本土ではトイレに間に合わない場合、路上で幼児に小便をさせるのは至って「普通のこと」で、夫婦の立場に同情する意見が多い。

中国のポータルサイト「新浪」では、幼児に路上で小便させることについてのアンケート調査を行った。結果、63%が「状況に応じて理解できる」、24%が「構わない」、11%が「良くない」、2%が「分からない」と答えており、路上での小便を容認する声が9割近くを占める。

母親は後ほど「道に小便を流していたのではなく、おむつで受け止めていた」と説明し、おむつを手にする母親の姿を捉えた写真がネット上に掲載された。

しかし、これをきっかけに中国人の子どもの立ち小便問題について、ネット上でも中国本土人と香港人が議論となった。「おしっこを我慢できる幼児が何人いるの」「母親は紙でおしっこを拭っている」「旅行者は公共トイレをすぐに発見できない」などと夫婦を擁護する本土ユーザーの声。一方、夫婦の公共マナーの欠如を非難し、「中国本土旅行者の侮辱的な行為in香港」と題して、数多くの同様の路上小便現場を撮影した写真をあげる香港ユーザーもいる。

(翻訳編集・佐渡 道世)
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