中国製の偽ブランドとの戦い おとり調査も

【大紀元日本5月2日】世界的著名ブランド各社と中国製偽ブランドとの戦いが、ますます複雑になっている。スーツケース世界大手「サムソナイト(SAMSONITE)」アジア法人のポール・メルケベケ副社長によると、同社調査員らは中国のインターネットで「偽造品」の疑いが持たれる製品を見つけると、バイヤーの振りをして大量の注文をかける。提訴のための証拠を確保するためだ。ウォール・ストリート•ジャーナルが4月29日に報じた。

同副社長によると、目標はすべてのサプライチェーンの偽造品流通ルートをたどり、偽造品を作る工場を閉鎖させることだという。

ブランド各社は安い模倣品ならそれほど気にしないが、最も心配をしているのは純正品の品質や価格に近い偽造品だ。それによってより多くの売上が奪われるからだ。

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