中国、著名な人権派弁護士拘束 天安門事件25周年前に
【大紀元日本5月7日】中国で著名な人権派弁護士・浦志強氏が3日、北京で学者など十数人が開催した「天安門事件記念セミナー」に参加した後、行方不明になった。5日、警察当局は同氏を「騒ぎをあおった」容疑で拘束したと公表した。
浦氏は「中国の法治にもっとも影響力のある人物2013」に選ばれた人権弁護士。3日のセミナーには、天安門事件の被害者遺族でつくる「天安門の母」メンバーや学者など十数人が参加。浦氏のほか、同セミナーに参加した4人の学者も拘束された。
現在49歳の浦氏は1989年の天安門学生運動でハンガーストライキに参加していた。「生き残れば、毎年戻ってくる」と決心していた浦氏はその後、毎年、何らかの形で事件を記念している。
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