マック店内で女性暴行死、誰も助けず 社会に震撼=山東省
【大紀元日本5月31日】中国山東省招遠市のファーストフード、マクドナルの店内で28日、来店中の女性が男女6人のグループから暴行を受け、死亡する事件があった。女性はグループと面識がないという。暴行中、店員や多数の来店者が事件を目撃していたが、誰も女性を助けしようとしなかった。加害者の残虐さ、来店者の無情さに市民は強い衝撃を受け、地元公安局の公式微博(ウェイボー)に60万を超える書き込みが寄せられた。
目撃者がインターネットに投稿した書き込みによると、同日夜9時頃、グループの1人が店内で携帯番号を教えてほしいと各テーブルを回っていた。1人で食事していた女性はこの要求を拒否したため、グループと口論の末、暴行された。同時にアップされた暴行現場の動画によると、女性は店内のスチール椅子で殴られたのち、地面に倒れ込み、グループの30代の男性によって頭部を激しく蹴られた。その後、男性らは購入したばかりのステンレス製のモップで執拗に頭部を殴打した。持ち手が折れてしまうほど強い力を加えられていた。通報を受けた警察官が現場に到着しても暴行は止まなかったという。現場となる店の向かい側は警察署だった。
暴行中、ほかの来店者が「やめろ」と声を掛けたものの、制止する人はおらず、店員も止めに入らなかった。グループの人は「助けた人にも死んでもらう」と気炎をあげていた。被害者女性の悲鳴が店内に響き渡っていたが、徐々に声がなくなり、息絶えたという。
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