展示品のラバー・ダック1万5千個 半数持ち去られる=上海

【大紀元日本6月4日】上海市の大型ショッピングセンター「港匯広場」に展示中の1万5000個の小さなラバー・ダックで形作られた洋ナシのモニュメント。一週間後には半分が見物人に取り去られ、無残な姿となってしまった。

このモニュメントは、同ショッピングセンター内の店舗がキャンペーンのために展示していた。1万5000個のダックは、洋ナシの表面に吸盤で取り付けられていた。展示は5月28日から行われているが、すでに半数近くが取り去られており、吸盤のみが残された。

インターネットに出回る写真を見ると、多くの見物人がこのダックに手を当てながら記念写真を撮っていたことが伺える。伝えられるところによると、多く見物客はその後、ダックを取り去ってしまうのだという。

また、このモニュメントの製作した「BDUCK中国」はミニブログ・微博で、ダックを取るのをやめるよう呼びかけた。同様のモニュメントは、他の都市でも展示を予定しているという。

15000個以上のラバー・ダックで組み立てられた巨大な「洋ナシ」 (ネット写真)

15000個以上のラバー・ダックで組み立てられた巨大な「洋ナシ」 (ネット写真)

(翻訳編集・林茉莉)

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