新疆で公安局突入事件 現地政府「容疑者13人射殺」

【大紀元日本6月22日】中国新疆ウイグル自治区のカシュガル地区で21日早朝、何者かが車で公安局に突入し、爆発物を起爆させる事件が起きた。警察はその場で容疑者13人を射殺したという。

現場は、カシュガル地区カルギリク県(叶城県)の公安局。同自治区政府の公式サイト「天山網」は上記の情報を公開し、事件により警官3人が負傷、いまは捜査中と報じた。

事件発生当時、同公安局の付近にいたという男性は大紀元時報に情報を寄せた。それによると、早朝の7時ごろ、立て続けに爆発音が聞こえたが、詳細はわからないという。 

一方、世界各国のウイグル人組織を統括する上部機関、ドイツのミュンヘンに拠点を置く「世界ウイグル会議」のスポークスマンは大紀元時報の取材に現地からの情報として、「事件後、現地には戒厳令が敷かれ、20人以上のウイグル人が逮捕された」と話している。

本紙の記者は同公安局に電話し、取材を申し込んだところ、拒否された。

(記者・古清児、翻訳編集・叶子)
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