共産党文化を浸透させる孔子学院 米紙「警戒せよ」

【大紀元日本6月24日】ワシントン・ポスト紙は21日付の社説で、米国大学内に設立されている中国政府系の孔子学院は、米国の価値観と言論の自由を制限していると明かし、同学院を介した中国共産党のソフトパワー戦略に警戒するよう呼びかけた。北米地区では同学院に反対する声が強まっている。

孔子学院は中国政府が海外の大学などの教育機関と提携し、中国語や中国文化(実質上の共産党文化)の教育及び宣伝を目的に設立した公的機関。孔子の名を冠しているが儒学教育機関ではない。多くの孔子学院は所在国の大学内に設けられている。

中国政府の幹部はかつて、同学院は共産党政権のソフトパワーを強化する重責を担っており、「海外における宣伝の主要部分」などと堂々と発言している。

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