大連市でパイプラインが爆発 日系企業が多い地区

【大紀元日本7月1日】大連市金州新区で6月30日午後6時30分(日本時間同7時30分)頃、石油パイプラインが破裂し、漏れた石油に引火し、複数の箇所で同時に大規模な火災が発生した。中国各メディアが伝えた。

それによると、パイプラインは中国の最大手国有石油企業・中国石油天然ガス集団(CNPC)が所有するもので、近くで行われた工事の作業員が誤って破損させたと伝えられた。

漏れた石油が河のように広がり、複数箇所で火災が起き、少なくとも3カ所が激しく燃え、市内の消防車の全車両が出動し、消火作業に当たっている。同日深夜になっても火がパイプラインの破損口から出続けていた。

同区は、日系企業や大学などが集まり、住民が密集する地域でもある。住民らの話によると、大きな爆発音とともに建物が揺れ、石油の臭いが周辺に充満しているという。現在、死傷者は出ていないと中国メディアは報じている。

山東省青島市で昨年11月、石油パイプラインの爆発で62人が死亡する事故が発生した。同市では2010年以来、CNPC社による爆発事故が少なくとも6回発生していた。

(翻訳編集・江左宜)
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