中国政府系メディア 江沢民の取締りをほのめかす報道
【大紀元日本7月8日】6月30日に汚職の罪で党籍剥奪と軍事法廷送致が発表された中国軍のナンバー2で党中央軍事委員会の前副主席徐才厚(71)。発表の3日目、中国共産党政権の喉とされる国営新華社通信はブログに記事を掲載し、徐の黒幕とされる元最高指導者江沢民を調査すべきとほのめかした。新華社は国務院直属の報道機関であることから、その報道は通常、中国政府及び共産党の公式見解を代表するとされている。この意味深長な動向は注目されている。徐と江の繋がりを調べてみた。
昨年現職を退いた徐の容疑は、職務を利用して他人の昇進を助け、賄賂を受け取ったと発表されたが、具体的な金額は開示されていない。中国問題専門家らの意見は、「これはあくまでも対外への説明であり、実際にはもっと深い事情がある」とおおむね一致している。
こうした状況の中で新華社は徐の案件について、その黒幕の取締りをほのめかす報道を出した。
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