中国軍駐香港部隊のトップ更迭 専門家「その暴走を防ぐため」
【大紀元日本7月15日】14日、中国軍駐香港部隊のトップが更迭された。中国問題専門家は「最高指導部内部で不安が強まっている。更迭は習近平政権が駐香港部隊の暴走を防ぐためではないか」などと分析した。
香港を主管する中央政府の最高機関「中央港澳工作協調チーム」のトップ張徳江(全人代常務委員会委員長)は江沢民派のメンバーである。従来から、香港やマカオの管轄権は実質上江沢民派が握っているとの見方が大勢だ。
同部隊の報道官は14日、軍のトップで党中央軍事委員会の習近平主席の命令として、同部隊の司令官に海南軍区の譚本宏司令官を任命すると発表した。現職の王暁軍司令官は広州軍区の副司令官に異動することになり、2012年末に赴任した王氏の任期はまだ2年にも満たない。これまで同部隊トップの任期は、一人を除いて全員が4年だった。
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