米海軍長官発言 「最新鋭ミサイル駆逐艦をアジア太平洋地域に」

【大紀元日本8月4日】米軍の準機関紙・星条旗新聞(Stars and Stripes)電子版の報道によると、メイバス米海軍長官は7月28日、最新鋭のズムウォルト級ミサイル駆逐艦(DDG-1000)及び沿海域戦闘艦(LCS, Littoral combat ship)をアジア太平洋地域に配備することを表明した。「潜在的な相手を威嚇するため」という。

今年秋ごろ進水予定の同駆逐艦3隻について、同長官は海軍内部で「一部はアジア太平洋地域に配備される」と発言した。

製造コストは33億ドルに達するというDDG-1000は世界最大級の駆逐艦であり、当初は30隻以上の大量配備と計画されていたが、建造コストの増大などのために3隻に削減されたともいわれている。防御面では高度なステルス性を有し、攻撃面では精密で強力な対地射撃能力を備えており、全長183メートル、排水量は1万4500トンに達する。

一方、中国軍事専門家は7月29日、中国政府系メディアに対して、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦(DDG-1000)よりも、中国は米軍の空母とステルス戦闘機をもっと恐れている、と匿名で発言した。

(翻訳編集・叶子)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明